◆青色さんの搾り出し実験検証◆

青色さんが自身のブログで掲載された内容を一挙公開!!


これは青色さんが自身のブログで書かれたものを、青色さんの許可をいただき、転載させていただいたものです。
青色さん、どうもありがとうございます。


<前文>

今回は〆種牡馬を2頭用意してみました。配合内容はほぼ一緒。ただスピードが10違う2頭です。どちらもSP因子が活性します。つまり、スピード意外の条件はほぼ一緒と考えて良い2頭です。種付けする繁殖牝馬もまったくいっしょ。さて、どんな結果になるのか。


<その1>

 まずは、〆種牡馬ザナイトタネルコです。SP75、サブパラはアイテムでオールSです。繁殖牝馬は、SP46から75までいます。爆発力は30から34まで。いったい、どんな子が生まれてくるのか。本当なら1990年から〆れますが、繁殖牝馬の数がそろう1994年からの〆になります。

1994年
 用意できた繁殖牝馬は11頭。種付けは順調。そしてオートで流して、1995年4月。

 シェリーデーの0歳 0 牝 81 97 S S S S S S S 21 芝 超晩 大 − − − − − −
 シェリーバンシーの0歳 0 牡 80 87 S S S S S S S 21 ダ 遅 激2 − − − − − −

 SP80台が2頭。SP・サブパラともに良さそうな感じ。しかし、超晩成と激2って。次いってみよう。

1995年
 繁殖牝馬は14頭。

 シェリーテーストの0歳 0 牝 81 84 A S S S S S A 19 芝 遅 荒 − − − − − −
 シェリーフリングの0歳 0 牝 81 79 A A S S S S S 19 芝 超晩 大 − − − − − −

 SP80台がまた2頭。シェリーテーストはSP50の繁殖牝馬。それにしても、また超晩成が出ました。種牡馬は確かに遅め成長だけど、早熟因子が活性したりしてるんですが・・・。

1996年
 繁殖牝馬18頭。数がそろってきました。

 シェリーデーの0歳 0 牡 83 88 A S S S S S S 20 芝 遅 荒 − − − − − −
 シェリーオデッセイの0歳 0 牝 81 91 A S S S S A S 19 芝 遅 大 − − − − − −
 シェリーツキの0歳 0 牡 81 100 S A S C A S S 16 ダ 遅 荒 − − − − − −
 シェリーティマーの0歳 0 牡 80 78 S S S B S S S 19 ダ 遅 荒 − − − − − −

 SP80台が4頭。SP83も出ましたね。ステイヤー設定でダートが出たら終わりですね。ST100の柔軟性Cって距離適正どうなるんでしょう。 シェリーツキはSP46の繁殖牝馬です。

<その2>

ザナイトタネルコ(SP75種牡馬)の〆の続きです。最初の3年間を見る限りそれなりに期待ができそう。終盤に近づくにつれ繁殖牝馬の質も上がっていくので楽しみです。1997年からは、完全型活力補完もつく牝馬もあり爆発力は31から36となりました。

1997年
 繁殖牝馬は20頭。枠が埋まりました。

 SP80台は・・・なし。まあ、こんな年もあります。20頭中8頭が晩成。早熟因子活性の効果はないのか

1998年
 またも、SP80台なし。牝馬の質も爆発力も上がってるんだけど。最高SP79まで

1999年
 80台なし。最高SP76まで。少し休むか。


<その3>

続きです

2000年
 シェリーウィッパーの0歳 0 牡 84 100 B S S C A S B 13 芝 遅 普 − − − − − −
 シェリーセイカンの0歳 0 牝 80 83 S A S A A S A 17 芝 遅 普 − − − − − −

 SP84が出ました。が、ST100の柔軟性C・パワーBですな。春天しか走れそうにないです。

2001年
 シェリーサデアの0歳 0 牡 83 94 S S A S A A S 18 芝 普鍋 大 − − − − − −
 シェリージュニアの0歳 0 牡 83 91 S S S A S S S 20 芝 普 荒 − − − − − −

 SP83が2頭w。根性Aは少し気になりますが普鍋は魅力ですね。シェリージュニアの子の方は気性が少し気になりますが、あとは寿命がどうかといったところです。この2頭はちょっと育ててみよう。


<その4>

2002年
 シェリーエナジーの0歳 0 牝 83 78 S A S B A S A 16 芝 晩 荒 − − − − − −
 シェリーリリーの0歳 0 牡 82 100 S S S S A S S 20 芝 晩 荒 − − − − − −
 シェリーキャストの0歳 0 牡 81 100 A B S S A S S 17 芝 普鍋 大 − − − − − −
 シェリーフリングの0歳 0 牝 81 100 S S S B S S A 18 芝 遅 大 − − − − − −
 シェリーオデッセイの0歳 0 牝 80 90 A S S S S S S 20 芝 遅 大 − − − − − ×
 シェリーデーの0歳 0 牡 80 88 S A A S S S S 19 芝 遅 大 − − − − − −

 SP80台が6頭。この配合としては大豊作ですね。

2003年
 シェリーフェザントの0歳 0 牝 84 91 B S A S S S S 18 芝 遅 荒 − − − − − −
 シェリードバイの0歳 0 牝 83 79 A S S B S S S 18 芝 遅 激 − − − − − −
 シェリープログレスの0歳 0 牡 83 100 S S S S S A S 20 芝 晩 荒 − − − − − −
 シェリーキャストの0歳 0 牝 80 100 S A S A B A A 15 芝 遅 荒 − − − − − −

 SP80台4頭。上の2頭は牝馬だと距離適正の面で厳しそう。3番目は良さそうですが、晩成というのがなあ。

2004年
 シェリーサデアの0歳 0 牝 83 100 S S S B S S S 19 芝 晩 大 − − × − − −
 シェリーエナジーの0歳 0 牡 82 98 B S S B S S A 16 芝 早 大 − − − − − −

 SP80台が2頭。早熟は珍しいです。なぜか。

2005年
 シェリージュニアの0歳 0 牝 82 99 S S S S S S S 21 芝 遅 荒 − − − − − −

 なかなか良さそうですが、どおしても牡にならない。牝馬では厳しいです。


<その5>

 ザナイトタネルコ(SP75種牡馬)、最後の種付けの年となりました。

2006年
 シェリージュニアの0歳 0 牝 84 94 S S A S S S S 20 芝 遅 荒 − − − − − −
 シェリーウィッパーの0歳 0 牝 81 100 S A S A A S S 18 芝 普 普 − − − − − −
 シェリーサデアの0歳 0 牡 81 98 B S S A A S S 17 芝 遅 大 − − − − − −

 SP80台は3頭。1番上はなかなか。牡になるまでがんばってみようかな。

 というわけで、SP75種牡馬の生産終了です。生まれた子供の数219頭。SP平均は69.0。SP80台は24頭。
次回からほぼ同じ血統をもちSP65の種牡馬ザナイトジェンヌの種付けに入ります。種牡馬のSP10の違いはどれだけ子出しに差がでるのか。理屈からいくと、種牡馬の影響力は3分の1ということらしいので、SP平均で3.3の差がでるということなのか。そんなに単純じゃないか。


<その6>

 今回から〆種牡馬をザナイトジェンヌ(SP65)にかえて、前回までのザナイトタネルコ(SP75)の配合に使ったまったく同じ繁殖牝馬に種付けしていきます。どちらの配合も爆発力・SP因子の活性の条件は一緒。単純に種牡馬のSPの差(10)の影響が計れると思います。

1996年
 シェリーツキの0歳 0 牡 82 100 S B S C A S S 15 ダ 普 大 − − − − − −
 シェリーデーの0歳 0 牡 81 90 A S S S S S S 20 芝 晩 大 − − − − − −
 シェリーオデッセイの0歳 0 牝 80 96 A A S S S A S 18 芝 遅 大 − − − − − −

 いきなり80台が3頭出ました。注目は1番上の馬。シェリーツキのSPは46。つまり、SP65の種牡馬とSP46の繁殖牝馬からSP82の子が生まれたことになります。WPは奥が深い。

1997年
 SP80台なし

1998年
 シェリーティマーの0歳 0 牡 80 100 S A S A S S S 19 万 普 荒 − − − − − −

1999年
 SP80台なし

 なんだか予想外の結果がでそうな予感。


<その7>

 まだまだ続きます。

2000年
 シェリーウィッパーの0歳 0 牡 83 100 B S S C A S B 13 芝 遅 普 − − − − − −

2001年
 シェリージュニアの0歳 0 牝 82 93 S A S A S S S 19 芝 早鍋 大 − − − − − −

 なんだか、だんだん解らなくなってきたな。


<その8>

 ただの記録のようになっていますが、もうすぐ終わります。

2002年
 シェリーエナジーの0歳 0 牡 84 81 S B S B A S A 15 芝 遅 大 − − − − − −
 シェリーリリーの0歳 0 牡 81 100 S S S S A S A 19 芝 晩 荒 − − − − − −
 シェリーデーの0歳 0 牡 80 98 S A S S S S S 20 芝 遅 大 − − − − − −
 シェリーフリングの0歳 0 牝 80 100 A S S B S S A 17 芝 普 大 − − − − − −

2003年
 シェリードバイの0歳 0 牝 85 81 A S S B S S S 18 芝 普鍋 激 − − − − − −
 シェリーキャストの0歳 0 牡 84 100 A B S S B S A 15 芝 普 大 − − − − − −
 シェリープログレスの0歳 0 牝 83 100 S S S S S A S 20 芝 遅 荒 − − − − − −
 シェリーフェザントの0歳 0 牝 82 89 B S A S S S S 18 芝 普 大 − − − − − −

2004年
 シェリーエナジーの0歳 0 牝 81 100 B S S B S S A 16 芝 普 大 − − − − − −
 シェリーサデアの0歳 0 牡 81 100 S A S B S S S 18 芝 遅 大 − − × − − −
 シェリードローンの0歳 0 牝 80 100 S S S S S S C 18 芝 遅 大 − − − − − −

 とうとう、SP85もでました。ステイヤー設定ってつぶしがきかないなあ。


<その9>

 ザナイトジェンヌの種付けも終盤です。

2005年
 シェリージュニアの0歳 0 牝 81 100 S A S S S S S 20 芝 遅 大 − − − − − −

2006年
 シェリージュニアの0歳 0 牡 83 99 S S S S S S S 21 芝 遅 荒 − − − − − −
 シェリーフリングの0歳 0 牡 83 83 A S S C S S S 17 芝 晩 大 − − − − −
 シェリーサデアの0歳 0 牝 82 100 B S S A A S S 17 芝 普鍋 大 − − − − − −

 ザナイトタネルコが2006年で引退しているので、ザナイトジェンヌも条件を合わせるためレポートは以上とします。


<実験考察>

 SP75の種牡馬ザナイトタネルコとSP65の種牡馬ザナイトジェンヌ。血統構成・活性因子を極めて近いこの2頭をまったく同じ繁殖牝馬に種付けしたら、産駒にどの程度差が出るのかという実験。つまり種牡馬のSPはどの程度重要なのかということをメインにした実験です。
 サンプル産駒は11年間にわたり生産された219頭。タネルコ、ジェンヌともに不受胎なしで切り抜け同じ数の産駒を生産できました。

***** 実験結果 *****
SP平均値
 タネルコ産駒のSP値平均は69.0、これに対しジェンヌは67.1。その差は1.9。

産駒SP値分布
 上のグラフがその結果です。

***** 実験考察 *****
 当初の予測では種牡馬の産駒への影響力は3分の1と考え、SP平均に3.3くらい差が出ると予測していましたが、そんなに単純なものではないようです。今回は平均で1.9の差でしたが、爆発力がもっと大きい配合(今回は31から36)ならその差はもっと小さくなるかもしれません。
 SP値分布のグラフをみると、SP70以上の範囲ではタネルコ産駒がかなり上回っています。しかし、これは考え方しだいですね。SP80以上のところでもタネルコの方が上回っていますが、その差はわずかに3頭。あくまでSP85を目指すとなれば、この差は大きいのかもしれませんが、80超えということならSP65でも充分という気もします。もっとも、今回1頭だけ生まれたSP85の産駒はジェンヌ(SP65)の子です。今回程度の配合だとSP85を引くか引かないかは運ということになります。

***** 付録 *****
 その他、気がついたことをいくつか書いておきます。

繁殖牝馬のあたり年
 これは、だいぶ前にZweiさんから教えてもらって知ってはいたのですが、今回実感しました。<その4>と<その8>を比べてみてください。SP80以上の産駒を記載してあるのですが、「その4」はタネルコの産駒、「その8」はジェンヌの産駒です。比べて見ると、ほとんど同じ繁殖牝馬からSP80以上の産駒が生まれていることが解ります。見えないパラメータとしてその年の各繁殖牝馬の活性のようなものがあるのかもそれません。あたり年にはSP47の繁殖牝馬からSP80台の産駒も生まれています。もちろん優秀な繁殖牝馬をそろえるに越したことはないのですが、枠があるならSP値の低い牝馬も繁殖入りさせてみるのが良いと思います。

因子の活性
 今回の配合ではSP因子が活性することは決まっていましたが、その他の因子は活性したりしなかったりだったので、因子の活性にも注目していました。因子が活性するとその活性した因子のサブパラは活性しなかった場合と比して、1ランク上がるようです。特殊なのはST因子です。これも以前Zweiさんから聞いたことがあったのですが、ST因子の活性はSP値に影響を与えるようです。私の場合ST因子が活性するとSP値が下がった場合の方が多かったのですが、その効果のほどはわかりません。あと、早熟因子というのも意外と便利です。活性すると成長型が1段階早まるので、晩成を避けることができます(超晩成は晩成になってしまうと思いますが)。


<あとがき>

以上が、青色さんがブログで公開された内容です。
こんなすさまじい実験検証は見たことありません。それを過去のブログに(しかも、あの超重いブログにw)埋もれさせるのはもったいない、永久保存すべきだと思って、青色さんにお願いして、転載許可をいただきました。
青色さん、どうもありがとうございました。